1954-12-02 第20回国会 衆議院 農林委員会 第2号
これが私どもの考えといたしましては、補助することの国家的な損失と、これらの炭材を有効に薪炭林として処理することによつて来る利益とを考えてみますと、風倒木というようなことでなかつた場合は別ですけれども、この場合については、むしろ積極的な補助によつて原木の価値が高まつて来る、こういう意味において補助以上のプラスがあるんじやないか、こういうことなんです。
これが私どもの考えといたしましては、補助することの国家的な損失と、これらの炭材を有効に薪炭林として処理することによつて来る利益とを考えてみますと、風倒木というようなことでなかつた場合は別ですけれども、この場合については、むしろ積極的な補助によつて原木の価値が高まつて来る、こういう意味において補助以上のプラスがあるんじやないか、こういうことなんです。
○政府委員(北島武雄君) 私は実はちよつと思い付きを申上げただけであつて、原木で幾らで輸入できて、それを製紙にすれば幾らかという計算はいたしておりません。
この八割値上によつて原木、木材の遠距離運送は殆んど原木がただになり、更に相当足を出すものもあるのだということを強く申上げてあるので、当時私共の政府に要望いたしましたのは、少くとも八月一日から三月末日まで、いわゆる等級表の改正期に至るまでは、値上げ前の運賃に幾らも違わないだけの運賃割引きをして貰いたいということを強く要望したのであります。
例えば木材の例をとつて申上げますと、遠距離のもの、例えば北海道から阪神、東京地区に送るようなもの、或いは南九州からそうした地方に輸送されるものなどは、この運賃の値上によつて原木は只になる、只になるだけでなく尚足が出るというようなことになるわけなんです。そうすると結局独立採算制という目標に全く逆の結果になつて来る。木材が只になつて原木が足を出すというので、こちらへ持つて来られるわけもない。
○三浦政府委員 國有林野の特別会計には、資材である原木の金が見積つていないじやないかという一点、これに対しまして、私ども山林特別会計と明しますか、会計の経理方式として、当初いろいろと議論されたのでありますが、原木というものは、そのあとにいわゆる造林をする、あるいは林道をつけて山林の價値を高めることによつて原木價格を上げる、そういうような考え方からして、原木代金というものは、これは特別会計の中には、この
第二點は慣行によつて原木を採取する權利をもつておる。これをこの際明確にする、何らかの紛争がありまして權利内容を明確にする。從つて協議をし、ここに法律に書いてあるような權利の設定ということになる。こういうのが第二點第三點は第十四條の五の本文の但書に、命令をもつて定むる場合としてあるのであります。この命令の中に書きますのは、現にそういう原木を採取する權利をもつておるところがある。
その契約の回復をはかる場合が第一點、第二號といたしまして、從來慣行によつて原木の採取をする權利をもつておつた、その慣行をここに法律によるところの權利として明確化する。